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日本史学び直し大人におすすめ|元社会科教師が教える挫折しない学習法と本選び

こんにちは、なおじです。

「歴史なんて暗記科目でつまらない」――そう思っていませんか?

実は、大人になってから日本史を学び直すと、学生時代とはまったく違う面白さに気づくんです。

2025年、社会人の日本史学び直しブームが加速していますが、「どの本から読めばいいの?」「また挫折しないか不安」という声も多く聞かれます。

35年間社会科を教えてきた経験から言えるのは、大人の方が圧倒的に歴史を楽しめるということ。なぜなら、社会経験があるからこそ「なぜそうなったか」という背景が理解できるからです。

この記事では、挫折しない学び直しの3ステップと、元教師が厳選したおすすめ本を徹底解説します。

学び直し

この記事でわかること

  • なぜ今、大人の日本史学び直しが人気なのか
  • 元教師が教える挫折しない学び直しの3ステップ
  • 社会科教師が選ぶ大人向け日本史本ベスト5
  • 忙しい社会人でも続けられる具体的な学習法
  • 日本史学び直しがビジネスに役立つ3つの理由
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目次

なぜ今、大人の日本史学び直しが人気なのか

2025年、大人の学び直しブームが加速しています。特に日本史は「ドラマで話題の時代を深く知りたい」「大人の教養として学び直したい」というニーズが急増しています。なぜ今、社会人が日本史に注目するのでしょうか。

理由は大きく3つあります。

理由①:ビジネスの判断材料が増える

第一に、ビジネスの判断材料が増えること。歴史を学ぶと時事問題の背景が見え、商談や企画でビジネスチャンスをつかめます。

例えば、政治情勢を理解する際に「なぜこの政策が生まれたか」という歴史的経緯を知っていると、今後の展開が予測しやすくなります。

理由②:グローバル化で教養が求められる

第二に、グローバル化で多様な国籍・宗教観の人と関わる機会が増えたこと。自国の歴史を語れる教養が信頼関係構築に不可欠です。

海外のビジネスパートナーから「日本の歴史について教えてほしい」と聞かれたとき、答えられる知識は大きな武器になります。

理由③:AI時代に人間の判断力が重視される

第三に、AI時代だからこそ**「人間の判断力」**が重視されること。なおじの分析では、この背景には「AIには真似できない、文脈を読み解く力」が求められているという社会構造の変化があります。

歴史から学ぶ思考法が、変化の激しい時代を生き抜く武器になるんです。

学生時代は暗記科目として苦手だった人も、大人になると「なぜそうなったか」という背景に興味が湧きます。

35年間教えてきたなおじの実感ですが、大人の方が圧倒的に歴史を楽しめるんです。では、具体的にどのような場面で役立つのでしょうか。

元教師が教える「挫折しない」学び直しの3ステップ

最も多い失敗パターンとは?

社会人の日本史学び直しで最も多い失敗は、最初から難しい専門書を選んでしまうことです。

リカレント教育を始めた社会人の多くが、数ヶ月以内に挫折すると言われています。原因は「自分のレベルに合わない教材選び」が最多です。

ステップ1:通史で全体の流れをつかむ

新 もういちど読む 山川日本史

実は、大人の学び直しには**「正しい順序」**があります。まず通史で全体像をつかむことが第一歩です。

おすすめは『新もういちど読む山川日本史』。

カラー頁が刷新され、高校教科書をベースに一般読者向けに書き改められています。教科書+αの知識が学べる最適な一冊です。

なおじの見解としては、この順序が科学的に最も効果的です。なぜなら、脳科学的に「全体→部分→応用」の順序が記憶の定着率を最大化するからです。

学生時代の暗記中心の学習で挫折した人も、この順序なら「なぜそうなったか」という因果関係が見えてきます。

ステップ2:興味のある時代を深掘りする

いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

通史で「面白い!」と感じた時代を、専門書で掘り下げます。例えば明治時代なら『いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編』が、江戸後期から現代まで一気に俯瞰できます。

35年間教師をしてきた中で、最も印象的だったのは、定年退職後に「もう一度日本史を学びたい」と訪ねてきた元保護者のAさんでした。「高校時代は暗記ばかりで嫌いだったけど、今は背景が知りたい」とおっしゃっていました。

私が『新もういちど読む山川日本史』を勧めたところ、半年後には「明治維新の本質が初めて理解できた」と目を輝かせていました。大人だからこそ、社会経験と結びつけて歴史を理解できるんです。

ステップ3:歴史的思考法を身につける

暗記ではなく「なぜ?」を考える力が大人の学びの真髄です。この3ステップ、実践してみる価値があると思いませんか?

👉関連記事:理解を深めるための学習法【PQRST法にコンセプトマップ法を組み合わせた学習法】

👉関連記事:徳川光圀の水戸学:「勝ち負けでなく、何が正しいかで歴史を見る」思考法

【表:日本史学び直しの3ステップ】

ステップ学習内容おすすめ書籍期間目安ポイント
ステップ1通史で全体の流れをつかむ『新もういちど読む山川日本史』1~2ヶ月教科書+αの知識を習得
ステップ2興味のある時代を深掘り『いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編』1~3ヶ月「面白い!」と感じた時代を選ぶ
ステップ3歴史的思考法を身につける『東大生に教える日本史』継続暗記から「なぜ?」へ転換

社会科教師が選ぶ「大人向け日本史本」ベスト5

書籍選定の3つの基準

35年間、教材研究を続けてきた経験から、大人向け日本史本の選定基準は3つあります。

第一にわかりやすさ――専門用語に頼らず、中学生でも理解できる表現。

第二に教養として役立つか――単なる知識ではなく、現代社会を読み解く視点。

第三に読み続けられるか――面白さとバランスの良さ。この基準で2025年時点の書籍を厳選しました。

第1位:新もういちど読む山川日本史

新 もういちど読む 山川日本史

『新もういちど読む山川日本史』は、2017年の初版から改訂を重ね、2025年版ではカラー頁とコラムが一新されました。

教師時代、この本を使って地域の社会人向け講座を担当したことがありますが、受講生のCさん(50代・会社員)は「高校の教科書より読みやすく、でも内容は本格的」と評価してくださいました。

教科書会社としての信頼性と、一般読者向けの読みやすさを両立させた点が、大人の学び直しに最適なんです。

第2位:ストーリーで学び直す大人の日本史講義

ストーリーで学び直す大人の日本史講義――古代から平成まで一気にわかる

『ストーリーで学び直す大人の日本史講義』は、野島博之氏が古代から平成までを物語形式で解説。歴史小説のように読めるため、活字に慣れていない人でも挫折しにくい構成です。歴史の流れや背景を楽しく理解でき、知識が深まります。

第3位:いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

江戸後期から現代まで一気に俯瞰できます。全編を一人の著者が書くことで、歴史の大きな流れがつかみやすくなっています。特に近現代史に興味がある方におすすめです。

第4位:1話3分 7日でシン常識人 オモシロ日本史

1話3分 7日でシン常識人 オモシロ日本史

河合敦さんのわかりやすい解説とユーモアが魅力。短時間で楽しく日本史の知識を身につけられます。忙しい社会人が通勤時間に読むのに最適な一冊です。

第5位:東大生に教える日本史

東大生に教える日本史

教師として特に推薦したいのが、本郷和人氏『東大生に教える日本史』です。2022年に東大駒場で実施された実際の講義を書籍化したもので、歴史を**「推理として捉える」**革新的アプローチが特徴です。

「なぜ源頼朝は鎌倉を選んだのか」「なぜ徳川家康は江戸を選んだのか」といった問いから、政治・経済・地理の総合的思考を促します。

教師時代、授業で本郷和人氏の著作を紹介したところ、歴史嫌いだった生徒のBくんが「歴史って推理ゲームなんですね!」と興奮していました。彼はその後、大学で史学科に進学したんです。暗記から思考へ――これこそが大人の学び直しの真髄です。あなたならどの本から手に取りますか?

👉関連記事:元社会科教師が震えた!本郷和人『東大生に教える日本史』書評

【表:大人向け日本史本ベスト5比較】

順位書籍名著者特徴こんな人におすすめ価格帯
(帯で示した)
1位新もういちど読む山川日本史五味文彦、鳥海靖(編)カラー頁刷新、教科書ベース学び直し初心者1,600円
2位ストーリーで学び直す大人の日本史講義野島博之物語形式で読みやすい歴史小説好き1,500円
3位いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編山岸良二(監修)江戸後期~現代を一気に俯瞰近現代史に興味がある人1,600円
4位1話3分 7日でシン常識人 オモシロ日本史河合敦短時間で楽しく学べる忙しい社会人1,400円
5位東大生に教える日本史本郷和人推理として歴史を捉える思考力を鍛えたい人900円

なぜ今、日本史学び直しがビジネスに役立つのか

歴史は最大のケーススタディ

大人の日本史学び直しは、単なる教養ではなくビジネススキルとして注目されています。ビジネス界では、歴史を学ぶことで意思決定の精度が向上すると言われています。

なぜなら、歴史は最大のケーススタディだからです。明治維新は「組織変革のケース」、戦国時代は「リーダーシップのケース」、江戸時代の鎖国政策は「リスク管理のケース」として読み解けます。

AI時代に求められる判断力

なおじが35年間教師として観察してきた結果、歴史を学ぶ人は「短期的な現象に惑わされず、本質を見抜く力」が身についています。

AI時代だからこそ、人間にしかできない「判断力」が求められます。歴史から学ぶ思考法は、変化の激しい時代を生き抜く最強の武器になるんです。

👉関連記事:【書評と考察】「吉田松陰と松下村塾のすべて」 幕末維新の志士たちを育てた教育法

Q&A:大人の日本史学び直しでよくある質問

Q1. 学生時代に日本史が苦手でした。今から学んで楽しめますか?

むしろ大人の方が楽しめます!学生時代は「暗記」中心でしたが、大人は「なぜそうなったか」という背景に興味を持てます。

35年間教えてきた実感では、社会人経験がある方が歴史の面白さを理解できるんです。営業先の商談をスムーズにしたり、新たな企画でビジネスチャンスをつかんだりすることに役立ちます。

Q2. 忙しい社会人でも続けられる学習法はありますか?

「小さな目標」を立てることが継続のコツです。例えば「通勤時間に1日10分読む」「週末に1時代ずつ学ぶ」など、無理のない計画を。

オンライン学習を活用すれば、自分のペースで家から勉強できます。完璧を目指さず、楽しむことを優先しましょう。

Q3. 歴史を学ぶと仕事に役立ちますか?

大いに役立ちます。時事問題への理解が深まり、ニュースの背景がわかります。また、歴史から学ぶ「判断力」は、AI時代だからこそ重視されるスキルです。

さらに、グローバルなビジネスで自国の文化を語れる教養は、信頼関係構築に不可欠です。

筆者プロフィール

なおじ | 元社会科教師(35年)・元バスケットボール部顧問。「わかりやすく・背景まで」をモットーに日本史・政治・ドラマを解説。キャンピングカーで旅する歴史好き。

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